カフェイン離脱症状をなるべく起こさないようにカフェインを断ちを試みた

実験メモ#3


 コーヒー等を摂取しないと頭が痛くなるとか、だるくなるという症状は典型的なカフェインの離脱症状ですね。この症状は最後にカフェインを摂ってから半日〜20時間後から始まって、二日後にピークを迎え、一週間程度続くようです。

Kuhar explained that caffeine blocks receptors in the brain that can dilate blood vessels causing headaches. "Withdrawal symptoms can start from 12 to 20 hours after your last cup of coffee and peak about two days later and can last about as long as a week," Kuhar added.

Beware the perils of caffeine withdrawal - CNN.comより引用、以下同。
 カフェインはコーヒー、紅茶や栄養ドリンクはもちろんのこと、コーラやチョコにも含まれるので、チョコやコーラがないとだめというひとはもしかすると、カフェイン耐性ができちゃっているのかもしれないですね。

It is not just coffee that can lead to caffeine withdrawal. While a 6-ounce cup of brewed coffee contains about 100 milligrams of caffeine, tea and cola have about 40 milligrams each, a bar of milk chocolate has about 10 milligrams and hot chocolate has about 7 milligrams.

 かくいう僕もすっかりカフェイン耐性ができてしまっていて、カフェイン切れの日の晩にはえらい頭痛に襲われていたのですよ。まぁ毎朝カフェインを摂っておけば起きないんですけどね。最近ちょっと気が向いたので、カフェイン無し生活をしてみようと思いました。なるべく軽い離脱症状でカフェイン抜きをするために実験してみた摂取パターンをメモしておきますね。
 基本的には次の引用にあるように、徐々にカフェインを減らすっていう方法を採用しました。

He recommended that people who are motivated to give up caffeine, or cut back on consumption, do so very carefully. "The thing to do is what we do with so many drugs -- basically you wean yourself off slowly," Kuhar suggested. "That doesn't mean it is going to be easy at every step, but it should be easier than going cold turkey."

一日200 mg摂っていたのを半分の100 mgにして一週間。
50 mgにして一週間。
25 mgにして三日目、、、
飲み忘れました。

 もうちょっと25 mgでねばる予定だったのですが、飲み直すのもどうかと思ったのでそのままにしました。案の定、翌日の晩に頭痛が出たのですがね。耐えられない程ではなかったので、熱さまシートを貼って寝ました。気のせいかもしれんけど、冷やしたら痛みが和らぎましたよ。経験上、飲酒はカフェイン離脱症状の頭痛を悪化させるようなので、晩酌も無し。カフェイン離脱症状の頭痛が血管拡張性頭痛であれば、アルコールの血管拡張作用は頭痛を悪化させるのかもしれないですね。一晩寝て起きたらすっかり頭痛もなくなって快調であります。
 というわけで、離脱症状を緩めに抑えてカフェインを抜くには、一週間ごとに半分にするっていうのが分かりやすくていいんじゃないですかね。んで、飲み忘れたらそのまま、と。そうそう、離脱症状が出た日は酒を控えたほうがよさそうですよ。


ほなまた
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参考文献


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