アルミホイルでオートクレーブチェック
実験メモ#2
細胞培養に等に使ういろんな溶液や道具なんかを滅菌するため、それらを高温高圧環境にさらすオートクレーブ。
オートクレーブを掛けると色などが変わるオートクレーブテープっていう便利な物があるのですが、それが切れてしまった場合などにはその代わりにアルミホイルが使えます。
アルミホイルのつるつるの面(芯に巻いてあるときの外側の面)はオートクレーブを掛けると曇ります。
そのため、アルミホイルの色はそれがオートクレーブされているかどうかの判断基準になるんです。
たとえば滅菌生理食塩水を作る場合
- 0.9% NaCl水溶液を耐熱瓶に入れて蓋をする。
- 耐熱瓶の蓋を覆うようにアルミホイルを被せる。
- このときアルミホイルのつるつるの面が表面にくるようにする。
- 121℃で20分オートクレーブする。
という手順になります。
表面に出すホイルの面を常に同じにしておけば、その色が曇っていたときにオートクレーブ済である可能性が高いって言うわけです。
まぁオートクレーブしたかどうか分からなかったら、やり直した方がいいと思いますけどね。
ほなまた
大学院生募集中! 名大環研神経系1
大学院入学希望者向けの研究室情報。名大環研神経系1(視覚神経科学)
関連記事