研究者向けブラインドタッチのすすめ。

 入力が速いなら一本指でもいいと思いますが、タッチタイピングやブラインドタッチと呼ばれる技能を修得しておくと、入力速度が向上してあとでいろいろと便利ですよ。研究者って結構書き物が多いんですよね。論文はもちろんのこと、各種の申請書、報告書やブログとか。とくに申請書の出来で翌年の予算が決まるので、死活問題なのですよ。入力は短時間でやって、考える時間を出来るだけとりたいところですね。申請書を速く書きおわれば、実験する時間が長く取れますし。というわけで今回はブラインドタッチのすすめです。
 とりあえずの目標を「しゃべるようにキーを打つ」ことにしましょうか。「アナウンサーがしゃべる速度」でググるとだいたい300〜400字/分っていう値が出てくるので、まぁとりあえずこの半分200字/分くらいを目標にしましょうか。
 ブラインドタッチを修得するには、「とにかくキーボードを見ない。」これに尽きます。そしてこの状態で画面に出る文字を見ながら地道に入力しまくればそのうちできるようになります。反復練習「命」です。
 そのうちしゃべるよりも速く入力出来るようになるんちゃいますかね。思考速度はしゃべる速度よりも速そうだし。この辺は速読の話と関連がありそうですね。あれもしゃべる速度を上回る読みの技術ですから、音読はあきらめないと一定速度を上回ることが出来ないんだそうな。ちょっと話がそれましたね。
 基本的に単純な反復練習はつまんないっす。さくっと楽しく練習してブラインドタッチを習得してしまいましょう。
 

案1:タイピング練習ソフトで遊ぶ


案2:文字入力でコミュニケーションしながら練習する

  • チャット
    • 相手が居るならこれが一番なんですがね。
    • 今時やらないかな〜文字のチャット。
  • twitter
    • 最近だったらこれですかね。
    • 一回140文字でもじゃんじゃん打ち込んだらそのうち速くなりますよ。
  • ニコニコ動画
    • 反射的な文字入力が要求される上に楽しいんじゃないですかね。
    • たぶん。
    • やったことないので。


 まぁこんなところですかね。あとは、画面にキーボード表を表示しながら日々のメールをブラインドで書くなんてのはいかがでしょうかね。別に楽しくないけど。地道な練習もたまにはね。


ほなまた
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