神経活動を読み取り、義手を動かす。Dean Kamen previews a new prosthetic arm. from TED.com
TED is a small nonprofit devoted to Ideas Worth Spreading. It started out (in 1984) as a conference bringing together people from three worlds: Technology, Entertainment, Design.
- Dean Kamen previews a new prosthetic arm
- http://www.ted.com/talks/dean_kamen_previews_a_new_prosthetic_arm.html
- 日本語字幕あり(Subtitles Available in: -> Japanese)
- セグウェイを発明したディーン・ケーメンは新たな義手プロジェクトの指揮を執っており、その成果をTEDで披露する。その義手は、残存部位の筋電によってコントロールする筋電義手である。失われた筋肉の動作には、フットペダルなどを割り当てることで様々な動きを実現する。
- Engadjet Japanにも記事がある。
- ビデオ:セグウェイの発明家が開発するロボット義手「ルークアーム」
彼らの研究は数ある筋電義手プロジェクトのうちの一つである。同様の研究は世界中で行われている。他のグループの例。
- 精巧な義手『i-Limb』、動画で紹介 | WIRED VISION
- 人間の神経と接合して触覚だけでなく温度もわかるロボット義手
残存部位の少ない患者に対して筋電義手を適用する方法。腕をコントロールしていた神経繊維を大胸筋などの残ったににつなぎ直し、そこで発生する筋電によって義手をコントロールする。
- Mind-controlled prosthetic arm | Video | Reuters.com
- 特集:脳とつながるハイテク義手 2010年1月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP
上記の「人間の神経と接合して触覚だけでなく温度もわかるロボット義手」のような、視覚情報以外のフィードバックは学習効率を高め、より高精度な動作をより短期間で習得可能にするだろう。以前の記事で紹介したEmotive社製ヘッドセットや、SixthSenseデバイスもコントロールやフィードバックに使えるかも。
ほなまた
大学院生募集中! 名大環研神経系1
大学院入学希望者向けの研究室情報。名大環研神経系1(視覚神経科学)
関連記事