個性的な動物たちを駆使して「ことば」の謎に迫る。言葉はなぜ生まれたのか 岡ノ谷一夫著 石森愛彦イラスト

ぼうけんのしょ#5
言葉はなぜ生まれたのか 岡ノ谷一夫著 石森愛彦イラスト, amazon


 イラストはかわいいけど、中身は硬派。言葉はなぜ生まれたのか?という問いに対して、複数の仮説を実験的に検証してゆくお話。世界最先端の研究について書かれているんだけど、きれいなイラストのおかげもあって読みやすくて、最後まで一気に読んじゃいましたわ。
 出てくる動物がまた個性的で面白い。
 ジュウシマツの「ギピョピジビョ…」なんていう鳴き声。この手描きのフォントを読んでると、声が聞こえてくるようでしたわ。あぁ確かにジュウシマツってこんなん、って。
 ハダカデバネズミはなかなか見た目のインパクトが強くてね、、、まぁ可愛らしく描いてありますよ〜。ハダカデバネズミがどんなんかは下の記事が詳しいです(写真あります)。心臓の悪い人は気をつけましょう。


研究者もお子様もきっと楽しく読めるおもしろ本ですよ〜。


ほなまた
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